人は食べないと生きていけません。
料理が嫌いだと、毎日の食事や買い物が憂鬱。
苦手だと毎回悩むことの1つが、野菜や果物の選び方。
初心者レベルの困った解決シリーズです。
前回はレタスの選び方でした。
今回はキャベツの選び方と保存方法です。
キャベツの選び方
●重さをチェック・ずっしり重みがある物を選ぶ。
(持った時に重いキャベツの方が、中の葉がみずみずしく柔らかい)
●外側の葉の状態をチェック。
・葉の緑が濃くて、みずみずしいものほど鮮度が高い。
・白いキャベツは鮮度(品質)が落ちる。(外側の葉が虫に食べられたり古くなったりすると 店頭に出す前に葉を剥いてしまうため白い)
●芯をチェック。
・芯は白くてみずみずしいものを選ぶ。
・芯が大き過ぎるキャベツは成長し過ぎて葉が固いので、芯の大きさは500円玉位までのサイズを選ぶ。
・半分にカットされたキャベツを買う時は芯の高さをチェック。芯の高さは全体の3分の2以内が良い。
キャベツは季節で品種が異なる
一年中売られているキャベツですが、季節によって品種が異なります。
キャベツの品種にもいろいろありますが、収穫の時期によって大きくは3つに分かれます。
品種に特にこだわらない人も時期によって店頭に並ぶキャベツが違うことは知っておきましょう。
●冬キャベツ(11月~3月頃収穫)
・形は扁平で、葉がしっかり密に巻かれていて、ずしりと重い。
・歯ざわりは硬めで色が白い。
●春キャベツ(4月~6月頃収穫)
・形はコロンとした丸形で、巻きが緩く、葉が柔らかい。
・葉は 中の方まで色がついている。(黄緑色)
・春キャベツを選ぶときは、触った感じが柔らかく 弾力があるものを選ぶと良い。
●夏秋キャベツ(7月~10月頃収穫)
・冬キャベツを品種改良したもので、冬キャベツと春キャベツの中間的な特徴がある。
・巻きは比較的しっかりしているが柔らかめ。
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キャベツの保存方法
キャベツはいかに水分を保つかで保存期間に影響が出ますが、普通に冷蔵庫に入れて保存するだけでも 比較的長持ちするので、私個人はレタスほどには気を遣っていません。
よく紹介されている方法としては下記の2つの方法があります。
【保存方法1】
①キャベツの芯をくり抜き、濡らしたキッチンペーパーを詰める。
②新聞紙かキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れる。
③ポリ袋の口をキャベツが呼吸できる程度に軽く結ぶ。
④芯を下にして冷蔵庫で保管。
⑤詰めたキッチンパーパーは、2~3日毎に 濡れたキッチンペーパーと取り換える。
【保存方法2】
芯に爪楊枝を3~4本を刺して、成長点を壊す。
やり方は「レタスの保存方法」と同じなのでそちらを見てください。
→「レタスの選び方と保存方法」
以上の方法がよく紹介されている方法ですが、個人的には芯をくり抜く方法はキッチンペーパーを取り換えたりするのが面倒くさいので、するとしたら芯に爪楊枝を刺す方法です。
だけど実際にやっているのは、新聞紙で巻いてポリ袋に入れて軽く結んで冷蔵庫に入れるだけです。キャベツの保存には0~5℃が最適なので、野菜室ではなく冷蔵室に保管しています。
これでも結構持ちます。
そのほかの留意点
●カットされたキャベツは日持ちが悪い。
・キャベツは1玉丸ごと買った方が日持ちします。
・使う時は外の葉から1枚ずつ剥いて使うようにすれば2週間程度持ちます。さらに保存に工夫すれば 1ヶ月位持たせることも可能です。
・1/2や1/4にカットされたものは3~5日程度が目安です。(カットした面にラップをかけて渇きを防止したとしてもあまり日持ちしません)
●古くなったキャベツは、どの状態までなら食べられるか。
・カットしたキャベツはしばらくすると切り口が黒く変色してきますがこれはまだ食べられます。だけど黒い変色の中には腐って黒い場合もあるので、変色したところは切り落として食べた方が良いです。
・しなびた場合も、しなびた葉だけ取り除けば食べられます。
●古くなったキャベツ:食べてはいけない状態
・広範囲に黒く変色。
・ぬめりがある。
・酸っぱい異臭がする。
この状態のキャベツは食べてはいけません。
こんな商品もあります(ご参考に)
キャベツの芯をくり抜きたい人向けの商品。
キャベツの芯をスプーンや包丁でくり抜くのは、ちょっと大変です。
下記の商品はスコップのような形をしているので、スプーンなどでくり抜くより、くり抜きやすいです。