災害に備えて「寝袋(シュラフ)」を買いました!

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被災経験のある私は 以前から冬場の停電や万が一に備えて寝袋が欲しかったのですが、何となく後回しにしてきました。
だけど今年は電力ヤバそうだし、地震もそろそろ心配だし、万が一の安心のために寝袋を買うことにしました。

JOY
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寝袋買うの?

LIFE
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うん、実はさっき注文した。

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届いたら見せて!

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JOYも買うの?

JOY
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友達の家の屋上で 寝ながら天体観測を時々してるらしく、私も参加させてもらおうかなあと思ってるんだ。

LIFE
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へえ~楽しそうだね。
だけど、私のは封筒型でちょっと嵩張るから、長距離の持ち歩きには向かないよ。

JOY
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車で行くから大丈夫だと思うけど・・・

“ふうとうがた”って何?

LIFE
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あっ、形状の事だけど、基本的なことを知らないと選べないよね。
物を見せる前にココに説明しとくね。

ということで、私が寝袋を選ぶ時にポイントにしたことをまとめました。

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【私の用途】

寝袋は用途や季節などによって選ぶ基準は変わってきます。
キャンプで3シーズンだけ使う人と、真冬の山で使う人ではおすすめも変わります。
キャンプで使うなら、個人的にはコンパクトで温かいミラー型がおすすめですが、今回の私の使用目的は、避難所での利用や 冬場の停電に備えての万が一の防災用なので、キャンプ目的の方にはあまり参考にならないと思います。

防災目的の場合、季節を想定することは出来ません。
なので、出来るだけオールシーズン使えるのが良いのですが、被災して一番堪えるのは冬の寒さなので、オールシーズンが無理なら冬に使えることが条件になります。
また、使わずに置いておくだけになるのは勿体ない上に邪魔。
できれば 普段も使えたらベストなので、多様性のある封筒型を中心に探しました。

探してみると、オールシーズンと謳っていても実際には冬が厳しかったり、特に封筒型になると選択肢が少なく、ミラー型の寝袋や、インナーシュラフの併用も視野に入れて考えました。
取りあえず、形状関係なく、候補に挙がった寝袋(シュラフ)も併せて掲載します。
(注)→ 私の住んでいる所は真冬でも氷点下まで下がることは少なく、最低気温はせいぜい-1℃~-2℃程度止まりなので、私が抜粋した寝袋は極寒の地に住んでいる人の冬の利用には向きません

商品の紹介の前に・・・
自分に合った寝袋を選ぶために、最低でも必要な知識を簡単にまとめておきます。

LIFE
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JOYは しっかり読んでね♪

【寝袋(シュラフ)の基礎知識】

寝袋の形状

寝袋には「マミー型」と「封筒型」があります。
マミー型は、体の形に合わせた形状で、ミイラに似ているからマミー型と呼ばれています。
封筒型は長方形の寝袋で布団に近い寝心地の寝袋です。

形状によって何が違うのかというと、保温性や携帯性に影響します。

マミー型は、体にフィットしているので保温性に優れています。
またコンパクトに折りたためて軽量なのはマミー型です。

封筒型はゆったりしているので寝返りもうてますが、体に密着していない分、マミー型に比べると保温性は落ちるので、冬に使う場合は、毛布などを別で用意しておく必要があります。

持ち運びや 冬の屋外での使用を考えればマミー型がおすすめですが、車中での利用や、家での利用、近くの避難所での利用ならば封筒型で問題ありません。
むしろ使用が長期間に亘るのであれば封筒型の方が楽だと思います。

寝袋の中綿

保温性は中綿でも違ってきます。
中綿には「ダウン(羽毛)」と「化繊」があります。
保温性は「ダウン」の方が高いです。
携帯性も「ダウン」の方が軽量でコンパクトになるので優れています。
寝袋は頻繁に洗濯する必要はありませんが、汚れた時に洗濯しやすいのは「化繊」です。
値段については「ダウン」は高いです。

寝袋の快適使用温度

寝袋には使用温度が表示されています。
快適に使用できる「快適使用温度」や、ダウンジャケットなどを着込めば何とか使える「限界使用温度」が表示されていますが、選ぶ時には「快適使用温度」を参考にしてください。
ちなみに「快適使用温度」もあくまで参考です。
体感温度は人によって違うので、実際には快適使用温度内でも寒いと感じる人が多いです。
なので、体感面を考えると、表示の温度より5℃前後の誤差が出ると考えた方が良いと思います。
寒がりの人なら、表示に0℃とあれば、5℃ぐらいだと思った方が失敗は少ないです。

寝袋の収納サイズ

どこで使うか、持ち運ぶ距離や用途で、許容できるサイズは変わってきます。
温かいほど中綿の量は増えるので、その分 嵩張ります。
届いた商品の収納サイズに驚く人は結構多いので、収納サイズはしっかりチェックして購入してください。

【災害用におすすめの寝袋(シュラフ)】

(※当サイトの商品紹介はアフィリエイトプログラムを利用しています)

プロイデア(PROIDEA)のクッション型多機能寝袋

避難所での活用を想定して開発された防災用の寝袋
頭の部分は大きなフードになっていて、防寒と目線をカット。
また枕が標準装備されています。
収納時は45cm角のクッション型になり、市販の好きなデザインのカバーをかぶせれば、普通にクッションとして活用でき、仕舞い込まずに普段の生活の中で使えるのが魅力です。
ただ、使用温度に関しては、防災に特化して考えられたためか快適使用温度の表示が見当たらず、どれぐらいの寒さに耐えられるかは不明です。たぶん 素材と厚みから推測すると冬はこれだけでは寒いと思います
また、使用者の口コミでも寒いとのコメントが多いので、冬の使用には着込むなどの工夫が必要だと思います。
■重量:1280g
■サイズ:全長200cm(170cm+フード部分30cm)×幅80cm
■収納時サイズは45cm×45cmのクッション型
■素材:ポリエステル

コールマン(Coleman) マルチレイヤースリーピングバッグ

コールマンの4シーズン対応モデル
評価は保温については高評価ですが、携帯性や収納面(大きさ)は低評価。
収納サイズは下記の通り大きく、重量も4.9kgと重いため、持ち運びは車でないと厳しいです。
冬場はこれを布団代わりに使っている人もおり、自分もそういう使い方を検討しましたが、私にはちょっと面倒そうに思えたのと、最近のコールマンのレビューには検品への不満が多いので、今回はコールマンは見合わせることにしました。
組み合わせで温度調節が出来るので、大きくても大丈夫な人は検討してみても良いかもしれません。
■重量:4900g
■サイズ:200cm×90cm
■収納時サイズ:52cm×29cm×38cm
■素材:(表裏地)ポリエステル
■中綿:ポリエステル
■快適使用温度:3つのレイヤーの組み合わせで、-5℃、5℃、12℃

モンベル(mont・bell)ファミリーバック

モンベルの寝袋には#0~番号が付いており、番号が小さいほど寒さに強いです。
目安としては#0・1・2は冬、#3は春秋、#5・7は夏向けとされているので、私は#0・1・2で探したところ、#1に封筒型がありました。
保温評価は高く、値段も手頃だったので迷ったのですが、幅が75cmと封筒型の中では狭めだったのと、柄と色が好みでは無かったので、今回は別の商品を選択しました。
機能的にはおすすめできるので、化繊とダウンの両方を紹介しておきます。

【ファミリーバック#1(1121188)】
■重量:1560g(スタッフバッグ込:1690g)
■サイズ:190cm×75cm
■収納時サイズ:45cm×28cm×28cm
■素材:(表裏地)75デニール・ポリエステル・タフタ
■中綿:ホローファイバー
■快適使用温度:-1℃~

【ダウンファミリーバック#1(1121311)】
■重量:1714g(スタッフバッグ込:1807g)
■サイズ:190cm×75cm
■収納時サイズ:33cm×20cm×20cm
■素材:(表裏地)75デニール・ポリエステル・タフタ
■中綿:440フィルパワーダウン(ダウン50%、フェザー50%
■快適使用温度:-3℃~

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ナンガ(NANGA)オーロラライト600 DX

ダウンに強いこだわりのある国内メーカーの「ナンガ」。
値段は高いけれど、使用者の評価は高いです。
寝袋はマミー型しかないのですが、国内メーカーで修理してもらえることや品質への安心感、そしてコンパクトさが魅力で最後まで候補に残った寝袋です。
だけど、多様な使い方をしたいならばマミー型は不向きなので、今回の購入は見合わせました。
本格的に寝袋が欲しい時には、また検討したいと思います。

紹介の「オーロラライト600DX」は、4シーズン使用可能なタイプです。
■重量:1100g
■サイズ(レギュラー):210cm×80cm(身長178cmまで)
 ※サイズはこの他に、ショート(身長165cmまで)や ロング(185cmまで)もあります。
■収納サイズ:φ17 × 31cm
■素材:(表地)15Dオーロラテックス
    (裏地)15Dリップストップナイロン
■中綿:スペイン産ダックダウン90-10% (760FP) ※ダウン量:600g
■快適使用温度:-4℃~ (下限温度:-11℃)

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ベアーズロック(Bears Rock)封筒型FX-403

今回私が購入した寝袋です。
収納のしやすさや大きさを考えて最初は3.5シーズン対応+インナーシュラフで検討していましたが、寒がりなので4シーズン対応のFX-403を選びました。
感想は 覚悟はしていたけれど、持ち歩くにはやっぱりでかいなという感じです。
届いたばかりで まだ本格的に試していませんが、試しに入ってみた感じでは、初冬の寒さはいけそうです。
真冬の温度にどこまで耐えられるかは 真冬前なので分かりませんが、私は寒がりなので、真冬はこれと一緒に購入したボアフリースのインナーシュラフと一緒に使うことになりそうです。
■重量:2200kg
■サイズ:230cm×80cm
■収納時サイズ:40cm×30cm
■素材:(表地)300Tポリエステル
    (裏地)吸水性PGポリエステル
■中綿:3Dファイバー製中空化学繊維
■快適使用温度:28℃~0℃(限界温度:-15℃)

同じメーカーのインナーシュラフも紹介しておきます。
フリースとボアフリースがあります。
フリースを選択する人の方が多そうですが、私はボアフリースを買いました。

【インナーシュラフ「くるむん IF-201K」(フリース)】
■重量:655g
■サイズ:180cm×75cm
■収納時サイズ:φ18 × 30cm
■素材:フリース生地

【インナーシュラフ「くるむん IB-301K」(ボアフリース)】
■重量:1000g
■サイズ:180cm×75cm
■収納時サイズ:φ20 × 31cm
■素材:ボアフリース生地

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【今回寝袋を検討して思ったこと】

今回寝袋を検討して思ったのは、洗濯がしにくいなど扱いが多少面倒でも やっぱりダウンがいいなあということでした。
封筒型で保温性を重視するとどうしても嵩張ってしまうし、化繊だとその嵩張り方が半端なく、これがすごくジレンマでした。
保温を重視するなら「マミー型のダウンで」というのは、封筒型を検討してみて分かったような気がします。

だけど、取りあえず 寝袋を1つ購入したことで 気持ちは安心です。
ちなみに、本日急に気温が下がって足元が冷えるので、さっそくボアフリースのインナーシュラフに下半身を突っ込んでこれを打っています。
寝る以外でもいろいろ活用できそうです。

仕舞い込まずに多目的に使いながら、消耗したら また次を考えればいいかなと、これから寝袋もインナーもどちらもガンガン使いたいと思います。

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